2019年8月25日 (日)

今朝の朝撮り「情熱と感性が心をつかむ」

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先日の情熱大陸の中西進さんを観て好きになった。

国文学者で「令和」を命名したと目されている人である。この8月で90歳になられた。

偉ぶらず飄々とした姿、とにかく若い。いまだ毎日机に向かって仕事をしている姿は私の憧れでもある。

中西さんを知るにはエッセイ風の本が良いかと思い早速『しく平和に生きるために』を読んでみた。

雲の上の人でもあるがどうも波長が合う。徳川家康の話では「起きがらない小法師」に例え人間は完璧でない方がいいと言う。

私が大事にしている小法師も、立ち上がらない不良品である。自分もこれに励まされてきた。

『古今和歌集』の理性と知性に比べ『万葉集』は感性で書かれているという比較が面白い。人間の文明は感性からと言う。

私が常日頃から言っている『愉しくなくちゃ 絵ではない』に通じるものがある。これは先日観たレオ・レオーニの作品づくりの考えにも言える。

ざっくばらんに言えば上手い下手を飛び越えたところに価値観があり、感動をどう伝えるかである。

これからの時代は「令(うるわ)」しく情熱と感性の時代と読み取った。

 

2019年8月22日 (木)

今朝の朝撮り「自分探し」

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東京損保ジャパン美術館(東京新宿)で開催している「みんなの レオ・レオーニ展」に行く。

レオは私の憧れの作家。レオの考え生き方にはいつも憧れてしまう。

「芸術家は社会に貢献する責任がある」は私のアート活動の根源でもある。

そして「安全すぎる作品ばかり出品してしまった」というレオの反省にはついうなづいてしまう。

デザイナーから絵本作家になった彼は人生後半自分の生き方に疑問を持ち始めた。

「ぼくはきみのぶぶんひんかな」と自問自答し「こんな答えを見つける。

「ぼくはぼくなんだ」と。

何かに属していることは楽なんだけど、そこには争いが生じ自分のやりたい表現が拘束されてしまう。自分自身を独立させ昇華させれなければ未来はないと気づくのである。

アーティストはただ世間でいう上手いという作品ばかりを発表していくのではなく、いろんな世界を見て冒険しなければならないというのがレオの考えである。大きな刺激となった共に、また自分の考え方をも後押ししてもらったかのようで、霞みがかっていた頭の中が久々に透き通ったような気がした。

 

 

2019年8月14日 (水)

今朝の朝撮り「痛ててぇ!」

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腰痛発症し10日近くなる。

常日頃ジョギンやウォーキングをしてても、この腰痛は突然やってくる。

顔も容易に洗えない。手拭いも縛れないこともある。だからと言って寝てはいられない。スローな動きながら通常の生活をしている。

家族を連れ200キロ以上ある墓参り、予約のお絵描きそして母との買い物、食事の支度と容赦なく仕事が待っている。

下旬には東京出張そして山形の個展が待っている。

人間1日でも入院し寝ていると取り返すがつかなくなるほど体が退化するという。

日常の生活がリハビリである。そんな教えを守り今日は10月号の原稿でも。私の頭の中の季節はすでに秋。人生飽きずに頑張るほかない。

 

 

2019年8月 6日 (火)

今朝の朝撮り「カモノチョウメイ」

 

 

 

無名選手の渋野日向子選手が日本勢42年振りメジャーを制覇した。

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予想もしなかった事に全世界の目が彼女に注がれている。

予想もしなかった、といえば最近こんな看板を目にした。

私が住む近所で最近宝くじが頻繁に当たっている。加茂店、長命ヶ丘店のヤマザワの宝くじである。

私はこの地区をいつも愛読書の「方丈記(著者鴨長明)」にあやかり「加茂の長命」として親しみを感じている。

その地域から、6億円、2億円、1億円と郷ひろみも真っ青になるなるほどの当たりくじが出ているのだ。

私も時たま購入するが、倍率1000万分の1の壁を崩すことはできずにいる。

「ゆく河のながれは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」。

水の流れのように世の無常を説く方丈記の「無常」が、私には「無情」に読み取れて仕方ない。

 

写真・加茂店ヤマザワ。私オリジナル葉書、加茂郵便局と長命ヶ丘郵便局日印。

 

2019年7月31日 (水)

今朝の朝撮り「紅花」

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個展のとき抱えきれないほどの紅花をいただいたことがある。

切り花にしてもよし、またドライフラワーにしてもとても味のある花である。

それ以来紅花がなんとも愛おしく好きになった。

 

紅花はわが故郷山形県花と知った時は、知らなかった自分が恥ずかしく赤くなった。

赤くなったで思いだしたが、黄色い花がなぜ赤くなるのかを知ったのはアニメの「おもいでぽろぽろ」でである。

「娘さんたちは素手で花を摘み、トゲで指を刺されて血を流す。その血が紅を一層深くした」という。

 

大きな花瓶にゆったりと生けると、故郷の蝉の声とスイカの匂いが脳裏を駆け巡る。

 

眉掃(まゆは)きを俤(おもかげ)にして紅の花 芭蕉

 

 

2019年7月28日 (日)

今朝の朝撮り「夢半ばにして」

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SNSがしばしとまったままになっていた。

川越市立美術館で開催される「テレジン収容所の幼い画家たち展」の準備に行っている時に、突然の訃報があったことで自分なりに掲載を自粛していた。

大事な従兄弟が逝ってしまったのだ。
葬儀に出るか否か迷った。
でも私は最初約束した作品展を優先した。

漸く彼のそばに駆けつけることができた。昨日のことである。

彼は私と同じ画家。

死をまじかに感じとった家族は、急遽作品展を開催してくれた。私のできることは新聞社に取材の依頼をすることぐらい。

その記事が掲載された。それも私が遅れて彼のそばに駆けつけたその日である。

葬儀に出てやれなかったことは悔やむが、記事の大きさに少し罪滅ぼしができたものと思っている。

それにしてもあまりにも早い死。

夢半ばにして逝ってしまった彼のご冥福をこの場を借り祈る。

写真・山形新聞。展示会場、山形県新庄市金山マルコの蔵(port・前田優光)今朝の朝撮り「夢半ばにして」

 

2019年7月21日 (日)

今朝の朝撮り「伝えることの大切さ」

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昨年の熊谷八木橋百貨店に続いて今年も開催。

昨年は各社マスコミ総出で取材され、この展示会の反響の大きさに驚かされた。

この作品展には、我々がいま改めて考えなければならない生きるヒントが沢山含まれている。

この作品展は作家野村路子さんが、91年から始められ全国各地で200回以上ともなる。

6月にはNHKのドキュメンタリー番組「こころの時代」で野村路子さんの活動風景が紹介された。

「過去に起きたことを伝えるのは辛いけど、過去の事実を知ったものにとっては伝える義務がある」と今もって活動を続けられている。

会期中、野村さんの語りそして仲間プロのギタリスト中村ヨシミツさんらによるコンサートも開催される。

スタッフとして私も駆けつける。また九州からも多数のスタッフ応援団も駆けつける。

 

2019年7月20日 (土)

今朝の朝撮り「白色のはなーに?」

なかなか明けない梅雨空を見ながら峠を越え、生まれ故郷山形へ。

峠を越えるトンネル内は23度ほどであったが、抜けると温度計が一気に真夏日を突破。流石盆地山形暑い。

来月下旬から始まる大沼百貨店告知用の絵を収め、のち関係資料を市内各店においていただくよう挨拶回り。

 

山形は「秘密のケンミンSHOW」でもダントツ取り上げられている食べ物の美味しい県でもある。どこの店に入ってもハズレはないというので、私も汗だくで「冷やしラーメン」の幟に誘われ昔式の引き戸を開ける。

 

これが噂の「冷やしラーメン」。

山形県民の私でさえ初めて。一体ラーメンに載っているこの白いものはなに。店主に聞くとキクラゲだと言う。脱色でもさせたのかと信じられない思いで帰りしな八百屋を覗くと、普段見るキクラゲと白いキクラゲがパックに詰められ1000円で売っていた。

テーブルに汗したたる中での冷たいラーメン、キクラゲのコリコリした食感と相性がよくあいうまいと心の中で唸った。

 

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2019年7月15日 (月)

今朝の朝撮り「表紙褪せても心は」

仙台・福島百貨店の個展で、不思議な現象が起きた。

以前河北新報出版センターで出した『愉しくなくちゃ 絵ではない』は、世に出てすでに10年となる。

在庫としている絵本は暗室のような部屋に保管をして置いてはいたものの、経年には勝てず表紙が黄ばんできた。

ただ私の絵に対する考え、

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コアとなる『愉しくなくちゃ 絵ではない』を劣化せることはできないので、定価を下げ個展会場に並べることにした。ところが予定冊数を超えるほど本が出て行った。

夏目漱石の『草まくら』ではないが「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される』。この時代になってもこの名句は色褪せるることない。

そんな心に、この絵本はなんらかのよすがとして手に取ってくれた人が多いのでは。本は人の心に小さな灯火を与えられるのと信じて活動してきたことが、目に見えてきたことに嬉しさととこれからの活動のエネルギをいただいとような気がした。

 

絵本『ぽんぽこぽんすけ  ぽんぽこぴー(みらいパブリッシング)』Amazonで発売中。

なお『愉しくなくちゃ 絵ではない(河北新報出版センター)』Amazonで中古として販売中。作者多少在庫あり。お問い合わせいただければ。

 

2019年7月12日 (金)

今朝の朝撮り「ホテル物語」。

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ホテルに戻るとロビーはチェクインする人たちや、どこか夕食に行く方達で賑わっていた。

その人混みの中に、なにか気になる光景に出会った。陽だまりのような暖かさを覚えた。4歳ぐらいの女の子が立って、絵本のようなものに向かって指を差している。それがなんとも愛らしい。

そばにいるのはお母さんか。ソファに座り片手で絵本を読んであげているようだ。

ページをめくる時だ。見覚えのある人物が僅かながら私の目に入った。

えっと、私の口から声が漏れた。反射的に私はその親子の方に走り出した。

「もしかして、その絵本」と咄嗟に口に出た。

本から顔を上げたそのお母さんは私の方をみて、驚いた顔をした。

知り合いのものかという覚束ない目である。

「その絵本私が描いたです」。お母さんも目を大きく開きえっと声をあげた。

「ゆうちゃん、この絵本このおじちゃんが描いたんだって。奇遇。ここで作者の方と会えるなんて」。

お母さんの花が開いたかのような笑顔がロビーに広がった。

すると遠くに向かって「貴方、この絵本をお描きになった方よ」と透き通る声で夫を呼んだ。

ロビーにいた何人かの客が、一瞬振り向き私はみた。その異様な雰囲気に少し戸惑ってしまった。

 

続きを書きたいが‥‥‥‥。

こんなことが福島のホテルであった。これこそ作家冥利というべき。全国のどこかに私の絵本が散らばっている。先の親子のような風景がまたどこかでみられればいいな。なんとも嬉しいひと時をいただいた。

 

 

 

«今朝の朝撮り「ひとまず一服」

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著書発売のお知らせ

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