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2006年7月30日 (日)

東京での生活

昨日今日とアトリエは絵の梱包で郵便局化してしまっている。いま漸く目途がつき大急ぎでこのブログを更新している。個展前の記事をそのままにしていたので、早く更新せぇ、というアクセスが毎日グングン伸びていて、このままではドアが破られそうなので残務処理はひとまず後にまわすことにしいま新しい風を起こしている。
それにしてもちょっと留守をしていただけでメールが200件溜まっている。返事もままならず迷惑をおかけしている。Photo_52
東京での個展は今回初めて。そのおかげで久しぶりの東京での生活をエンジョイしてきた。表参道は思っていた以上超リッチ。昔住んでいた大田区近郊は仙台とそう変わらない生活であったが、表参道となるともう外国の様相。地方の商店街はシャッター通りで嘆いているが、ここではどんな狭い路地に入り込んでも有名ブランドのブティックが軒を連ね、躍動感が漲っている。
そんな中でボクの絵を沢山の方々に観ていただいたことはこれからの大きな励みとなった。仙台では体験のできない大きな出来事も沢山あって、人間立ち止まっていては駄目なんだなということをいまさらながら反省させられた。
今回の個展で一番遠くで福岡までお嫁に行った絵がある。大病をされ方への快気祝いに贈られたのだが、これで北海道から九州までボクの絵は飾られていることになった。絵描き屋冥利というのかこんな幸せなことはない。
「美しいものを観ると人間は優しくなれる」。ボクの絵を観てくださって、そうなることを願わずにはいられない。
仙台からも沢山の方々がいらしていただいた。ほんとうに皆さん有難う。この場を借りお礼申し上げる。

絵・ヴェネチア(イタリア)にて

2006年7月19日 (水)

この夏 表参道が面白い

「前田優光のメルヘンの世界展(水彩画)」が今回初めて東京に上陸。Dc092835
歌人・齋藤茂吉がかつて「人間はそんなに強くはない。なにかにすがりつきたくなるものだ。そんな時、無条件にほっとできる原風景がありがたい」と言っていた。
そんな原風景が約40点展示。涼を求め、北川画廊・表参道へ是非心を癒しにいらしてください。
また今回初めて宮崎祐(福岡市在住)さんが『パレスチナに行ってきました記(表紙カバー絵・前田優光)』を出版される。Photo_51 そのできたてのほっかほかを個展会場で販売。
原画も併せ是非ご覧になってください。お待ちいたしております。

沢山のメールをいただいておりますが、個展期間中はアナログ人間化しておりますので、ご返事は失礼させていただきます。
なお、お急ぎの御用またはお問合せ等は画廊専用のお電話にご連絡していただけらば幸いです。

この夏、表参道が面白い !!
ヨーロッパ紀行 前田優光のメルヘンの世界展」開催。
7月21日~27日まで「北川画廊・表参道(
詳細はここをクリック更に「NOW」をクリックしてください)」にて。

2006年7月16日 (日)

古里

気持がやや昂ぶっている。東京の個展が間近になったことからか。昨日は朝日新聞と読売新聞にその旨の記事が写真入で掲載されたとのこと、その告知が一層動悸を激しくする。「もう逃げられない。ああどうしよう」………………☆ 
なんて書くとどうも誤解を与えてしまうので、白状をするとほんとうは車の運転に自信がないのだ。Photo_50
車での東京乗り入れはここ30年程ご無沙汰。東京にいるころは裏道まで熟知していたが、日々変わる街並みは昔の景色など微塵も残していないことだろう。頼りはカーナビか、なんて思ったりもしたがしかしそれもやや歳をとりすぎ時々宙を飛んでしまうことがある心もとない品物だ。
「飛びます。飛びます」は坂上次郎だが、カーナビよ今回ばかりは飛ばないで、と願っている。
昔高速がなかったころ国道からこんな景色がよく見られた。そんな風景を昨年山形の小国で見ることができた。それを描いたのが今回の挿絵。

この夏、表参道が面白い !!
ヨーロッパ紀行 前田優光のメルヘンの世界展」開催。
7月21日~27日まで「北川画廊・表参道」にて。

詳細はここをクリック更に「NOW」をクリックしてください。そこに予告が掲載されています。

2006年7月11日 (火)

梅雨空の彼方に

マニアックではないが飛行機が好きだ。そんなことがあってかずっとずっと昔羽田の穴守稲荷に住んでいたことがある。夜屋上にあがって飛行機の離着陸を見ているのが愉しかった。風によってまったく音がなくなることがある。、飛行機の放つライトが闇を乱舞する蛍のようであった。Photo_49
朝刊トップの「怖い 怖い 怖い 助けて」という文字が目をひいた。85年8月御巣鷹の尾根に墜落した日航123便の元日航社員が書いたメモである。
ほかに「こんなことになるとは残念だ」「本当に今まで幸せな人生だった」という乗客のメモが残されていてそれが昨日公開された。恐怖と無念さが伝わってくる。胸が痛む。
ボクの友達の奥さんで元客室乗務員がいる。当日その飛行機が大阪に向かって離陸するのを目にしていた。そのショックがのち辞表を出させた。
夏の声を聞くたびボクの頭の中にこの悲しい想い出が去来する。
61年前の昨日(10日)は仙台に空爆が落とされた。15日ロシアでG8サミットが始まる。尊い人命はなにをおいても優先にしなければならない。
梅雨空の先に平和という太陽が果たして待っているのだろうか。

絵・メスキータ(スペイン)。

この夏、表参道が面白い !!
ヨーロッパ紀行 前田優光のメルヘンの世界展」開催。
7月21日~27日まで「北川画廊・表参道」にて。

詳細はここをクリック更に「NOW」をクリックしてください。そこに予告が掲載されています。

2006年7月 7日 (金)

ハルウララ

東京の個展の準備もどうにか終わり、梅雨の晴れ間を見て編集者に原稿と絵を届けその足で県庁のMさんに頼まれていた挿絵をおいてくる。Dc070701_1
予報ではもっと気温が上昇するようなことを言っていたので、帰ったら本を読みながら昼寝でもしようと考えていた、がアトリエの窓越しの風がなんとも気持いい。こんな好天のなか昼寝などしたら罰が当たると「貧乏暇なし」の神が頭をもたげたので、10月仙台で開催する「前田優光の小さな作品展」に向け絵を描き始める。
それがこの掲載の絵(ドイツ・バイエルン地方)。牧歌的な絵を描きたかった。頭の中に牝馬の「ハルウララ」のことが残っていたからかもしれない。
その話にいく前に武者小路実篤の話をしなければならない。武者小路は絵も描いていた。ところがいくら勉強しても上手くならない。そのことを山口瞳が「勉強すれば上手くなる」というより「いくら勉強しても上手くならない人もいる」というほうが、はるかに勇気を与えてくれると言っていたのだ。じんときた。それをハルウララに重ねたのだ。
武者小路実篤は晩年の色紙に「桃栗三年柿八年 だるまは九年 俺一生」と書いた。そんな謙虚な気持でいつまでも絵に向かっていられたら、と思う昨今。

この夏、表参道が面白い !!
ヨーロッパ紀行 前田優光のメルヘンの世界展」開催。
7月21日~27日まで「北川画廊・表参道」にて。

詳細はここをクリック更に「NOW」をクリックしてください。そこに予告が掲載されています。

2006年7月 2日 (日)

樹氷 幻想の世界

今年の12月で100歳になられる画家、吉見庄助さんの百寿記念絵画展を観てきた。
雑誌『りらく』編集長の義父でおられるがいまもって絵筆を握っている。会場入り口付近には樹氷原に咲く花火を描いた新作が飾られていた。
その祝いを記念し今日(日曜)は、ミュージアムコンサートも開催された。楽器演奏のほか吉見画伯の詩の朗読も加わり広い会場に入りきれないほどのお客さんは、その幻想的な雰囲気に包まれうっとりと耳を傾けながら絵に見入っていた。Photo_48
「画業に老いなし」という。中川一政・梅原竜三郎は共に97歳、奥村土牛101歳、小倉遊亀105歳とみな長寿である。吉見画伯は次に100歳の自画像に挑戦とか。また120歳までは描き続けたいと言う吉見画伯。
団塊世代の定年、そして高齢化社会を目前にし「わくわく」がある人は老いないを実践しておられる吉見画伯に乾杯。
その日ボクは大腸がん検診の直前で食事制限。残念ながらお酒ならぬマグコロールP(下剤900mℓ。それに水1ℓ。計約2ℓ)で祝杯となったのだが。

絵・サルダーナを踊る市民(スペイン・バルセロナ)。
この夏、表参道が面白い !!
ヨーロッパ紀行 前田優光のメルヘンの世界展」開催。
7月21日~27日まで「北川画廊・表参道」にて。

詳細はここをクリック更に「NOW」をクリックしてください。そこに予告が掲載されています。

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フォト

著書発売のお知らせ

  • 河北新報出版センターから『愉しくなくちゃ絵ではない』が発売されました。  ゆるかわの小鳥さん夫婦がヨーロッパの街をご案内します。 癒される一冊です。 著者/前田優光。

メルヘンの世界

  • 踊り(ハンガリー・国会議事堂)060925掲載。
    ブログに使用した「挿絵」一覧

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