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2011年6月26日 (日)

ワルシャワ

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ワルシャワの朝の風景


ワルシャワの朝は早い。
前日の疲れも残っていたが翌朝5時には起き、ホテルから見える文化科学宮殿をめざし散歩に出かけた。
散歩は30年ほど続けている。旅をしてもそれは変わらない。
もっとも旅先での散歩は自宅でするのと似て非なるものがあり、僕には黄金の時間帯でもある。
この街を歩くのもまた人々とすれ違うのもこれぞ一期一会。この現実が最初で最後かもしれないと思うとなにか不思議な感傷にしたってしまうのだ。
ノボテル ワルシャワ セントラムホテル前には大きな交差点があり、人の往来は地下を利用することになる。
その中には小さな店が軒を並べ、パン屋さんは早朝からが忙しく動き回っている。地下鉄にも通じているため人通りが耐えない。
4月になるとヨーロッパはサマータイムに切り替わる。散歩に出かけた時はまだまばらだった人が、6時15分ごろには職場に急ぐ人々で溢れだした。

2011年6月23日 (木)

3.11の悲劇

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時計の針が津波が押し寄せた時に、止まってしまった。

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先祖の墓が跡形もなくなってしまった。向こうの山が日和山。

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北上川中州にかろうじて残った自由の女神。

石巻の叔母の百箇日目を機に、今日漸く葬儀をとり行う事ができた。
叔母は直接津波の被害を受けたのではないが、病院が機能しなくなったため糖尿病の治療が受けられず、3月16日離ればなれになった家族親族に見守られることなく亡くなってしまった。

叔父叔母兄弟達の住まいは石の森漫画館近くの門脇町。長男である叔父は株式会社「丸平かつおぶし」を経営しているがここも甚大な被害を受け、いまもって家族従業員ばらばらに避難しながら再建を目指している。

家族それぞれの話を聞くと、津波が目前に押し寄せて来るのを目の当たりにし、寸時の判断で車から飛び降り近くの日和山に逃げた人ばかり。沿岸部に住む一人ひとりに、一口ではいいあらわせない物語が秘められている。

この地区は80歳のおばあちゃんと16歳のお孫さんが、9日振りに救出され大きく報道された所でもある。
黒こげの小学校がひっそりと佇んでいるのを見ると、つい夢なんだろうかなんて思ったりもする。でもその残骸をみるにつけ絶対後世までこの悲劇を伝えそして忘れてはならない出来事なのだと改めて感じた。

2011年6月21日 (火)

そのとき何が! ポーランドの旅

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震災後ようやく7点程の絵を描いた。9月の個展までにはまだまだ足りない。
新聞連載の絵もそろそろ準備しなければと思いながら、昨日今日とかかって描いたのがこの絵だ。
ワルシャワからクラクフまで列車移動した時の車窓からの風景だ。
バス移動と違って列車移動時の写真撮影は容易ではないとやや諦めムードで乗り込んだのだが、ポーランドは日本のように山がないためトンネルで遮られることはない。
また列車そのものが旧式とあって景色が飛ぶような早さではないと読み、望遠をつけて窓際を確保した。
案の定、私が欲する景色が次々現れ忽ちコマが数字を刻んでいく。ワルシャワから目的地クラクフまでは約3時間の旅。
目的地まであと僅かと言うときだ。トラブルが発生したのである。
晴れ渡った草原が一天俄にかき曇り、ついには稲妻が空を二分化するように雄叫びをあげた。それが何度か続きついには列車がダウンしてしまったのだ。雷が落ちたらしい。
その後の詳細は彩さんのブログ「旅レポート 出会いを求めて世界を巡る」をご覧ください。
線路上を歩く後ろ姿は私である。これもトラベルか。旅はトラブル(トラベルの語源)とよく言ったもの。
それにしても彼女のブログ・アクセス14万5千件とは驚異。

2011年6月 9日 (木)

ボクの本がプラハへ

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アウシュビッツ構内風景

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ショパン生家/ボクのサインを残してきました(笑い)


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長閑なポーランドの風景


ただいま。
今回のポーランドの旅は一つの目的があった。
ボクの拙著『楽しくなくちゃ 絵ではない』がユダヤ人に渡ったことによる。
第二次世界大戦にナチによる大量殺人がおこなわれた。アウシュビッツのガス室では150万人ともいわれる命が奪われた。
子供達でも15000人含まれていた。その中で奇跡的に100人が助かった。デッタ・クラウスさんもその一人。
作家の野村路子さんが今年3月、取材でプラハに訪れたときにそのデッタ・クラウスさんにお逢いした。そのときボクが描いた絵をデッタ・クラウスさんにお見せしたところ、是非欲しいと言われたそうだ。当時を知らない曾孫(イスラエル在住)さんに「日本の画家さんが、あなたの知らないプラハをこんなに綺麗に描いてくださったのよ」とお見せするのだと言うことであった。
そんなこともあり今回はアウシュビッツを是非とも見ておきたかったのだ。

さてポーランドを一口で言うと、絵を描く人にとっては最高の国である。中世の建物は勿論、農地国でもあるため延々と続く緑の景色は圧巻、移動中はファインダーから目が離せないほど。
カメラでその風景を切り取るのに夢中になりすぎ、添乗員さんや地元のガイドさんの話は耳を抜けていくばかり。メモもとりたいのだがそれもできず困っていたところ、神のお恵みか素敵な秘書を同行させてくれた。
自称彩さん。「旅レポート 出会いを求めて世界を巡る」を書かれている。もう50カ国以上も回られ、ブログで旅のあれこれを発信されている。
秘書(私が勝手に思い込んでいる)つきの旅はもうないだろうが、いつになく思い出に残る旅であった。

野村路子さん本及びプロフィールは
「テレジン命のメッセージ 野村路子プロフィール」

「テレジン通信」の中5月19日報告リポートには、ボクのことも書いてくださっている。

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