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2013年12月31日 (火)

今日の朝撮り・感謝。

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今年も残すところあと数時間。
今年もよく走った。どこへ行っても走った。個展に行っても旅に行っても。
ポルトガルでの早朝ジョギングが忘れられない。いつものラジオをオン。あれどうしたことか。「ラジオあさいちばん」が聞こえてこない。流れてきたのが安倍首相の声。国会答弁であった。そうか、日本は午後か、と苦笑。
走ることは自分への挑戦。ホノルル、東京マラソンに出るわけでもない。自分を律するためだ。365日とはいかないが、朝6時には外へ出る。辛い。がそれも時間とともに小さな自信となってかえってくる。できたじゃない。
今日は日々を刻む一日ではない。初めて出会う新しい日。大事にしたい。
SNSでの皆様との出会いは宝Facebookの皆様には特にお世話になった。よいお年をお迎えください。
日本海に今日も太陽は帰っていく。でも明日になればまたさわやかな顔で太平洋から顔を出す。
絵・庄内地方、湯の浜の夕日(山形新聞連載画)。

2013年12月30日 (月)

今日の朝撮り・車もね、テレビもね、コンビニなんてあるわげぇね。

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故郷への大移動が3日前ほどからはじまった。今年は生憎の悪天候。それでもテレビの画面から飛び出してくる映像は故郷へ帰省する笑顔の子どもたち。
かつての自分もそうだった。年二回ほどの帰省が待ち遠しかった。ただ私の場合は年賀の業務に携わっていたので、時期はずれの帰省ではあったが。
大移動の終わった東京は、ものの見事蛻の殻となる。人も車も消え空気までが澄んでくる。局舎屋上から見る霊峰富士は一段と輝き、純白の衣が眩しいほどであった。
「車もね、テレビもね、おらこんな村いやだ」が流行ったが、それこそ当時はコンビニなどもなかった。商店街もすべて閉まってしまうので、いつもお腹をすかしていたことが思い出される。
絵・いらっしゃい、いらっしゃい(7年前訪ねた函館の市場)。

2013年12月29日 (日)

今日の朝撮り・面倒な果物。

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Img_0017_2                                                                                                                                         
ダイエットにいいからと先日アボカドを買ってきた。ところが食べるタイミングが難しく、それを逸し捨てるはめになった。そんな面倒な食べ物はもういいと思っていたら、今度また妙な果物をいただいた。
洋なしのようで、ラ・フランスのような。フランスの果物でル・レクチェという果物らしい。長期追熟して食べるので生産が難しく「幻の洋梨」とも言われているそうだ。
包んであるセロファンにはこの色になったら食べてね、というようなことが書いてある。アボカドのリベンジとばかり今度こそタイミングを外してはなるまいと、仕事もせず同じ色になるまで見つめている私なのである。

2013年12月28日 (土)

今日の朝撮り・艱難汝を玉する。

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窓を開けると一面銀世界。今年一番の大雪で、車がすっぽり綿蒲団に包まれている。
今年最後の週末でもあり、いろいろやらなければならないことがある。だがこの雪で車の事故が多発しているというので、ひとまず様子をみている。
ふと画面に目をやると、サワコの朝に滝川クリステルさんが出ている。話題はやはりあのプレゼン。もともとキャスターをやっていたので、すんなりとできたんだろうと思いきや、血の出る練習を重ねやっと完成させたという。憧れの女性から尊敬の人へと変わった。
一流という人ほど裏では想像絶する努力をしているという。いま故スティーブ・ジョブズの本を二冊ほど読みおわったところ。あの見事なまでのプレゼン術、できるまでに1万時間をかけ練習をしたというから驚く。
「難関汝を玉にする」。つい口から漏れた。

2013年12月27日 (金)

今日の朝撮り・空飛ぶくじら。

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冬至が過ぎ今日27日からは昼の時間が少しずつ長くなる。その分音楽を聴きながらの長い贅沢な夜の時間が減っていく。
大掃除で見つけたCDをかけてみた。懐かしい音楽が流れ出す。聴き入っているうちドキリとした。曲の合間合間に私の名前が出てくるのだ。すっかり忘れていた。
6年前のこと。30分番組(FMラジオ)で私の個展を取り上げてくれたことがある。詩人でもあるパーソナリティの佐藤円さんが取材に来てくださったのだが、局に帰ってからもどうしても脳裏から離れられないものがあったらしい。
それがアップした「空飛ぶクジラ」の絵のことである。
私を連れてってと話しかけられていたような気がしたという。のち手に入れてくださったのだがそのときの心情を一つの音楽番組としてつくってくれたのである。

2013年12月26日 (木)

今日の朝撮り・キット うまい。

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サンタクロースが去って早々、ネスレのKitKatのお年玉をいただいた。
いきつけの店ギャラリー・カフェ・ガレのママからだ。箱に記されているキャチコピーが「2014年キット、ウマくいく年になるよ」と贈りてのおもてなしの心を代弁してくれている。
裏にはちゃんとおとし玉の袋まで。ドキドキ。もしかして、とさもしい気持で袋の中を覗いてみるがあっけなく期待は打ち砕かれた。
そのリベンジを正月に、とおもってもそうもいくまい。鶴首して待っているチビ達の期待は小さな体以上大きい。「おじさんの三本の矢はまだ折れたまま」、なんて言っても分かってはもらえないだろう。
「アベノミクスってどんなお菓子」そう言われるのが落ち。
「馬(うま)」い逃げ口実はないものか。

2013年12月25日 (水)

今日の朝撮り・帰途。

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メリークリスマス。
日の出寸前の今朝のジョギングは本冬一番の冷え込み。でもいまは寒さも緩み、窓越しの日差しが心地よい。
予報では日中ストーブがいらないほどのぽかぽか陽気になるという。嬉しい。
今日を堺に、樅の木は去り松の木へとバトンタッチする。はるばる遠くからやってきたサンタたちも、今朝すべての仕事を終え帰り支度。ちょっぴりホームシックにかかったトナカイは、これで自宅に帰えれるとばかりどこか嬉しそう。

2013年12月24日 (火)

今日の朝撮り・独り占め。

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Xmasも正月も仕事で帰れないという愚息。なんか嬉しいような悲しいような。
連休最後の昨夜、質素にXmasをするがどこか気の抜けたお酒のようなイブ、イブであった。
年々家族の状況も変化すると共に、世の中も昔の物差しでは計ることができなくなった。管理者が自ら動かないと社員がついてきてくれなくなった世知辛い世の中。
そんな悲哀を歌った川柳を思い出す。

「前向きで 駐車場にも励まされ」
「この俺に 暖かいのは便座だけ」 

と書きながらも、ひそかにいまこの時間を楽しんでいる。残ったケーキ、今年は独り占めだぞ。

絵・タイトル「昔はよかった」。

2013年12月23日 (月)

今日の朝撮り・靴下。

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ヨーロッパの冬は長い。11月中旬、午後3時ともなるともう日が陰り始まる。そんなこともあってか、帳の下りた街には早々とXmasツリーが。
暮れなずむヨーロッパの光景が好きだ。どこか高貴で大人の雰囲気が漂う。
ローテンブルク(ドイツ)では1年を通しXmasのグッツを打っているお店がある。夜の風景を見ることはできなかったが日中街を散歩していて、絵のような車に出会った。沢山のプレゼントを積んだ車。
今日は天皇誕生日。そしてXmas。靴下をぶら下げ、ベットに入ったあの日はもう遠い昔。
いまでも靴下を履かないあのタレントはどうやってプレゼントを貰ったんだろうか。
そっと聞いてみたい気がする。

2013年12月22日 (日)

今日の朝撮り・飲ーまね。

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こんなコラムを新聞で読んでふと亡き父を思い出し吹きだした。
「酒飲みは やっこ豆腐にさも似たり 初め四角であとはぐずぐず」。落語の枕でよく使う戯れ歌である。
お人好しの父は人に酒を振る舞うのが好きだった。そのわりには酒が弱くついにはコントロール機能を失い、田んぼに落ちたり池に落ちたりと最終的には人に迷惑ばかりかけいた。
いまでは我が親戚での笑い話として語り継がれている。
こんな笑い話だったらいいのに、コラムでは某知事の引きぎわの悪さの戒めとして引用していた。「飲ーまね」と言っても誰も信じてくれなかった。
挿絵・某飲み屋さんのリーフレット用に描いた絵。

2013年12月21日 (土)

今日の朝撮り・長寿の秘訣、おまけ。

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三日間に渡り普通の方が晩年になって絵を描き始め、それが生きる力となったことを紹介させていただいた。
ただそれは絵だけではなく生きがいを感ずるものであればなににも通じるという。そのことを幕末の儒学者佐藤一斎から学んだ。
佐藤一斎の『言志四録(げんししろく)』を、小泉純一郎氏が総理の時代引用し話題になった。
「少(わか)くして学べば壮にして為すことあり。壮じて学べが老いても衰えず。老いて学べば死して朽ちず」。
ようは勉強、努力、精進することが大事ということであるが、一念発起するのことに遅過ぎることはないということも語っている。
脳を使うことはアンチエイジングにもつながりその免疫効果で長生きもするということである。
じゃいつから勉強。いまでしょ。
挿絵・先に紹介したグランマ・モーゼスが75歳過ぎから描き始めた絵。『グランマ・モーゼスの贈りもの(文藝春秋)』から。

2013年12月20日 (金)

今日の朝撮り・長寿の秘訣N03-3。

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今日の絵は、爺ちゃんの美術館で知られる東勝吉(ひがしかつきち)さん。
東さんは元木こり。78歳になって特養ホーム温水園(ぬくみえん)に入所する。元気をなくした東さんをみて、園長が子供の頃好きだった絵を薦めた。
独学で描き始めたその絵が評判を呼び、各新聞社などの目にとまりドキュメンタリーにもなるほどに。
「東さんの絵には、上手く見せてやろうとか、これでお金を……といった欲が感じられない。ただ、好きという思いで描いた絵でピカソが子供の絵が最高と生涯言っていたようなこととなにか重なるところがある」と画家の安野光雅さんがとても感動していた。
「画業は老いない」大昔NHKでやっていた。それをみて創作することは生きる力になることを知った。東さんの生き方に、改めてそれを知る。
83歳から99歳まで100枚以上の絵を描いた。爺ちゃんの美術館(東勝吉常設館・湯布院)として常設されている。

2013年12月19日 (木)

今日の朝撮り・長寿の秘訣N03-2。

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昨日に続いて今日のゲストは山本譲二さん。いや山本作兵衛さんです。
この方は、もと炭鉱夫でした。当時写真など簡単に撮れない時代。世から消えていく炭鉱夫の仕事を子供や孫に絵にして残そうと、退職後警備員をしながら描きとめた絵日記。2011年世界記憶遺産に登録されたのである。
絵はグランマ・モーゼスと同じくまったくの素人。その絵が世界に認められたのだ。
子供の絵は、媚を売らないから素晴らしい。大人になると技術に走る。山本作兵衛の絵をみていると、絵とはこうなんだよ、と改めて教えられたような気がする。
山本作兵衛は60歳半ばから92歳まで1000点以上の絵を描いた。創作する喜びは、生きる力。なんて素敵な人生なんだろう。
絵資料・『筑豊炭坑絵巻(海鳥社)山本作兵衛』から。

2013年12月18日 (水)

今日の朝撮り・長寿の秘訣N03-1。

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プレゼンテーションの資料を借りに宮城県立図書館に行く。
「創作する喜びは、生きる力」。
それにふさわしい、ある三人に以前から関心を持っていた。
絵や音楽はアンチエイジング効果としても医療現場で注目されている。
生まれながらの画家や音楽家ばかりではなく、普通の人が高齢になってからやり始めた人でも長寿が多い。それには生きがいという目標を持った方に与えれれた、ご褒美でもあるかのように思えるのである。
資料から三人ほど紹介したい。
まずはこの人。農家だったグランマ・モーゼスは75歳から独学で絵を描き始め80歳で個展。101歳まで1600枚ほどの絵を描き残した。
リュウマチで農家を断念、病気のリハビリで絵を描きはじめた。結局そのことが彼女を長寿へと導く。老後をどう過ごしていいかわからない世界の人々に大きな希望をも与えた人でもある。
絵資料・『グランマ・モーゼスの贈りもの(文藝春秋)』から。

2013年12月17日 (火)

今日の朝撮り・日本人の誇り。

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昨日の読売新聞に懐かしい顔があった。中谷剛さんである。
中谷さんはアウシュビッツで(ポーランド)日本人唯一のガイドである。
東日本大震災直後どこかアウシュビッツと重なるものがあって、私はポーランドへ飛んだ。そのとき中谷さんとお話をする機会がもてた。
「負の遺産としてアウシュビッツには毎日多くの観光客が訪れます。だがそれから比べると日本人はとても少なく、ここを通り越し他の観光地に行ってしまうんですよ」。
と寂しげに言っていた中谷さんの言葉がいまだに心に刺さっている。
当時子どもたちだけでも15000人が収容されていた。生き延びたのはたった100人。生きていることが奇跡。
その中のデッタさんが、「平和を取り戻したプラハの街を、美しく描いてくださって嬉しい」と私の拙著を大事に持っていてくださっている。
二度と悲惨な思いはしたくない。被害者そして被災者の心には風化という文字はない。中谷さんやデッタさんの言葉を借りると、覆い隠すのではなく誰かが伝えていかなければならいのである。
写真は、課外授業でアウシュビッツ収容所に訪れていた子供たち(入り口付近)。380ボルトの高圧電流が流されていた有刺鉄線(敷地内)。

2013年12月16日 (月)

今日の朝撮り・茶の心。

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うっすらと積もった雪の中から、カンツバキが顔をのぞかせていた。控えめなその様子は、どこか迷い込んだ妖精のようにも見える。
ツバキと一見見間違えるが、ツバキは年が明けた頃から咲き始める。またツバキは勝ち気で性格もはっきりとしている。そのあらわれとして花を一気に散らす。
一方カンツバキは、となると花言葉が「謙譲」。万事に控えめというそんな性格からか散るのも花びらを静かに一枚一枚落としていく。
咲いている場所も茶室の影にひっそり、と書きたいところだが我が家のトイレの日の当たらない影に咲いていた。

2013年12月15日 (日)

今日の朝撮り・至福のとき。

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ピッツァ本番のナポリで食べた味も忘れがたいが、仙台のピッツァも負けてはいない。いま私が気にいっているピッツァ店がいくつかある。
昨日リニューアルし評判の「ピッツェリア・パドリーノ・デル・ショーザン」へと向かった。ここには日本人でカプートカップS.T.G部門で世界第3位、外国人部門で第1位となった職人がいる。店内はヨーロピアン調の重厚なインテリアに包まれ、ふと旅の途次立ち寄ったかのような感覚にとらわれた。
まもなくしてこうばしい匂いとともにピッツァが運ばれてきた。薄皮の生地がこんがりと焼け食欲をそそる。サクッとふんわり、モチモチの食感がたまらない。赤いピッツァ、白いピッツァ息つくまもなくぺろり。

2013年12月14日 (土)

今日の朝撮り・音のない音。

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昨年よりやや遅い初雪が、我が地にも訪れた。
いつもなら日の出前のこの時間はまだ薄暗い。だが雪が降ると様相は一変する。雪がレフ板の役割を果たし、あたり一面を浮かび上がせるのである。
昔の家の大半は障子であった。新雪の 降った朝などは、雪明かりでうっすらと障子が浮かび上がった。なんとも心清まる光景であった。
雪はまた音を飲み込んでくれる。雪国で育った方なら誰でも経験するが、無の音という音が聞こえてくる。シーンと静まり返った音である。そんな雪の朝が好きだった。

2013年12月13日 (金)

今日の朝撮り・輪、和、羽、話。

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日本中に「輪」が広がった。
私の中で予想もしていなかった漢字が「輪」だったので驚きとともに一入嬉しい。
震災直後駆けつけたアメリカの「ともだち作戦」。その輪が広がり世界の目がすべての被災地に注がれた。
あれから2年9ケ月。遅々と進まない復興、そして風化。
そこにまた暖かい眼差が向けられた。心込め揮毫された「輪」の文字。
輪には「和、羽、話」こんな文字もある。どの文字もプラスへと心が弾む文字である。失ったものを嘆くのではなく、発想を変えての復興そして被災者への支援、来る新年に願うばかりである。
写真は風化させないために再度震災直後の映像(仙台空港近くにて撮影)を。そして東北人のねばりとど根性で日本一まで上り詰めた東北楽天。みなさん、いつまでも東北を忘れねでや!

2013年12月12日 (木)

今日の朝撮り・お も て ざ た。

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昨年銀座で個展をしたとき、ドラッグストアやスーパーなど大勢の中国人観光客で賑わっていた。それが尖閣諸島問題で一気にその姿が消えた。
ただ中国人は減ったものの他国からの観光客が増えだし、政府が目標としている1000万人にまもなく到達しようとしている。
日本の魅力を問うと、1は親切、2は自然、3は神社仏閣、4はファション、5は時間が正確だそうである。
日本の宝は日本人の中にあったのだ。
「おもてなし」の心が相手の心を掴んだのだろう。残念なのは「おもてざた」になった人が、その立役者だったことである。
日本人が忘れかけた大事なことを、他国の人から教えれたような気がする。新年とともに心新たにもう一度周囲を見渡したいものである。

絵・斎藤茂吉出身校・山形県上山市(山形新聞連載・H25,5,28掲載)。

2013年12月11日 (水)

今日の朝撮り・鳩に豆鉄砲。

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Img_0003                                                                                           
今年最後の運試し、結果は惨敗。
NHK紅白歌合戦に申込んだ返信はがきが、「残念」とい無残な姿になり戻ってきた。
一見客様は難しいのか。そんなこともあろうかと、親戚一同の住所を借り確率作戦で望んだがそう甘くはなかった。
応募件数1,427,173通。これには鳩に豆鉄砲。
楽天優勝パレードが21万人の人出。上空から見ても入り込む隙間もがないほどの観客で路面は埋め尽くされていた。その7倍の人数から選ばれるのだから、むしろ選ばれたほうがおかしい。
2月、東北大学に「あさイチ」の収録で来た有働由美子アナに写真を撮らせてもらった。今年も司会とわかっていたら、お土産の一つでもあげればよかった。残念。

2013年12月10日 (火)

今日の朝撮り・脱兎のごとく。

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日の出がめっきり遅くなった。6時にジョギングに飛び出してもまだ暗い。仙台のいまの日の出は6時40分ごろである。
車がライトを付けて行き交う光景、4月のポルトガルを思い出した。
仙台の4月の日の出は4時50分前後だが、ポルトガルはその時期でも7時過ぎてようやく明ける。現地でも毎日6時前後ジョギングをこなしてきたが正直怖かった。
もしなにかに立ち塞がれたらホテルへ脱兎のごとく逃げるぞ、という覚悟してのジョギング。そのドキドキ感がいまになって愉しい思い出になったが日本の緊張感のないこのジョギング、なんと幸せ。
写真はポルトガルで走る朝の様子。

2013年12月 9日 (月)

今日の朝撮り・ため息。

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自宅に戻ってリビングに入ると、いつもと違う香りに気がついた。柚子だ。母が近所からいただいたという柚子がテーブルの上に5個並んでいた。
食卓ではよくお目にかかるが、柚子そのものを見るのは私にとって久しい。まじまじと手にとって見ると、黄色の鮮やかさに吸い込まれていく。
ただこの柚子の黄色をみていると、いつも使っているヨーロッパの黄色とはどこか違うことに気がついた。
菜の花色、檸檬色、承和色(そが)etc といったふうに、日本独特の色なのである。まるで古典の書物から飛び出してきたような色なのだ。
花言葉が「恋のため息」。季節の移ろいや王朝のみやび、柚子がそんな一コマを再現してくれた。

2013年12月 8日 (日)

今日の朝撮り・ページェント開演。

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仙台の師走の空に復興の光の花々が咲いた。
風物詩となった「2013 SENDAI光のページェント」が、街の中心街定禅寺通りで6日から始まった。ケヤキ並木160本に60万個の発光ダイオード(LED)が灯され、今月31日まで杜の都を光で包む。
みものは、スターライト・ウインク。午後6,7,8時に一度消灯し、再点灯させる。その都度大きな歓声がわく。
この通りを別名イタリア通りともいう。季節のよい時期はケヤキ並木をバックに、結婚式をあげるカップルの撮影場所ともなっている。
そんな姿とページェントを重ね合わせた絵を描いてみた。来年の個展で出展する。

2013年12月 7日 (土)

今日の朝撮り・Xmas Sale。

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たった一日だけの Xmas Sale が今日開催される。
新聞広告には出品作家として巨匠が名を連ねている。なのになにが間違ったのか私の名前まで。歴史上の汚点である。
そのほかFB仲間の、古山拓さん、ウエノイチローさんが顔を出している。
開催場所。先日この「朝撮り」で紹介した仙台観音(12.1付け)、その隣のベストウェスタンホテル。
以前はニューワールドホテルといっていた。2002年仙台でFIFA・ワールドカップの日本の決勝トーナメント1回戦、対トルコ戦が行なわれた。そのときのトルコ勢の宿泊したホテルである。
今日1日限りの作品展。絵、ステンドグラス、家具などが通常の半額で購入できる。
主催 (㈱)アール・フランセ。フリーダイヤル 0120−707−868   駐車場無料。

2013年12月 6日 (金)

今日の朝撮り・鴨長明

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震災から1000日が過ぎた。あの衝撃的な記憶が薄れていくのは人間の常なのだろうか。
そういえば『方丈記』を書いた鴨長明がこんな事を書き残している。
「地震が起きた当初は、みなこの世の無常を言いたてていたが月日が経つとそんなことを誰もいう人がいなくなった」。
鴨長明30歳、1185年の大地震のことだ。
偶然だが、私の住む住宅街近隣に「加茂」と「長命ヶ丘」という名の郵便局がある。
拙著『愉しくなくちゃ 絵ではない』ののりで、両局の日付印を押してもらった。「加茂の長命」という具合だ。
ポストカードは新聞の連載で使用した絵だが、実はここに描いた人物も震災と大いにかかわっている。支倉常長は遣欧使節でヨーロッパに経つ2年前の1611年に大きな津波に遭っている。宮沢賢治にしては、生まれた年と亡くなった年に地震に見舞われている。
3.11のあの恐怖を忘れないためにも、そして風化させないためにもこのポストカードを「語部」の小道具の一つとして活用したく思っている。

2013年12月 5日 (木)

今日の朝撮り・凍てつく脳。

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絵をはじめた2001年から、毎月何らかの連載(絵とエッセイ)をもっている。
ぼんくらな自分ゆえ、週一本の原稿締め切りはきつい。書(描)けず眠れないことも往々にしてあった。
そんなとき、これまでも何度となくそんな壁を乗り超えてきたんだから、という自分への励ましでどうにか切り抜けてきた。
まったく私とは次元の違う吉行淳之介ですら原稿に行き詰まると、文豪サローヤンや室生犀星の言っていたことを引合いに出し、「同感」と膝を叩き叩き脱稿に漕ぎ着けたという。
例えばこうである。
「もう生えている草は全部刈り尽くしたので、地面に頬をつけるようにしてなにか残っていないかと残っている草を探している」
室生犀星は原稿に詰まったときこんなふうにして心の内奥を露呈している。
いずれも湯水のごとく言葉がほとばしり、ちょちょいのちょいで書き上げているのかと思っていたのだが、こんなエピソードを知り自分の不甲斐のなさは当然とばかり納得するのである。
今冬の情報誌には、湯水どころか絵まで凍ってしまった表紙挿絵とミニエッセイを描(書)いてしまった。
書店に販売。

2013年12月 4日 (水)

今日の朝撮り・初冬に彩り。

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色を失った周囲の風景に、おおお、という色を発見。私の好きな色の一つでもある。
写真はややパープルが強調されてしまったが、どちらかといえばローズマダーに近い発色を放っていた。
いくつも重なった小さな葉が、冷風にぱたぱたとはためく姿はなんとも微笑ましい。
名前が分からずWebで調べてみると「シモツケ(漢字で「下野」書く)」と判明。星をちりばめたかのような花は5から9月にかけ咲くらしい。
開花時期の葉は緑色だが秋と共に私の出番よとばかり着飾って、朽ちかけた周囲に彩りを添える。
腰をかがめているかのようにこんもりと道端に佇む姿は寒風を避けるための術だろう。自然と共に生きているという毅然とした姿が眩しい。

2013年12月 3日 (火)

今日の朝撮り・今年最後の被災地巡り。

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今年の正月、心に誓ったことがある。被災地をできる限りオートバイで訪ねることであった。
早い冬の到来で、どうしても一つだけ訪ねることができずにいた場所があった。それが心残りでいたのだが昨日道祖神のまねきにあい急遽革ジャンに身を包み初冬の風を切った。向かうは東松島。
気温12度。震災のあの日を思えば、贅沢この上ない暖かさ。
東松島は日本三景の一つ松島すぐ隣に位置する。
この地は予想だもしない甚大な被害を受け1200名ほどが亡くなった。
千年に一度という歴史の中に痕跡を残した東日本大震災。あの恐ろしい姿はすっかり消え穏やかな海に戻っていたが、誰か一人でも多くあの事実を伝え語り継がなければ風化してしまうのである。
私はそんなでっかい使命感などはないが、気持ちの中でいつも何かをしなければという焦りがつきまとっているである。
明日4日は、地震発生から1000日を迎える。
写真。
・かつて風光明媚な海岸線を走るJR仙石線「東名駅」。津波の被害を受けいまは廃線状態。
・海水浴で賑わう海辺に建つ松島「かんぽの宿」。再開を諦め市に売却とのこと。
・「かんぽの宿」の真裏に建つ民家。二階窓下に津波の位置が表示されてあった。その敷地内には立て札が。「復興せず残念」。悔しさがにじみ出た文字。寥々とした中になんとも悲しげにうつる。
・街灯は3,11のまま。復興はまだまだ。

2013年12月 2日 (月)

今日の朝撮り・日の出。

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ジョギングを終え帰ろうとした矢先、遅い朝日が顔を出した。
しばし見入っていると、こんな言葉を思い出した。
「日に新た 日に日に新た 日に新た」。
言い換えると、
 日に新た=今日と言う一日が始まりますよ。日に日に新た=今日と言う一日は、たった一日だけの命のかけがいのない新しい始まりですよ。日に新た=今日という一は昨日からの連続、過去からの単なる連続ではなく、過去を学習しそして今日を迎え未来へというものへ向かっていくんですよ。
これはいまの中国ではなく、大昔素晴らしい先人を産んだ中国の古い教えである。
今日という日は、刻んだ毎日ではなく、今日が次の扉を開いてくれる日なのである。
もし今日という日がたった一日という日しかなかったら、と思うと身が引き締まる。今日も大事に生きよう。

2013年12月 1日 (日)

今日の朝撮り・子は親の背を見て。

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旅を終え自分の街にまもなく着こうとしたとき、車窓から見える街の風景にふと安らぎを覚えることがある。
東京からの新幹線は、仙台市に入るちょっと前から街を大きく包み込むようにしてホームへ滑り込んでくる。
私はこの傾ぐ車窓から眺める仙台の街が好きだ。おむすび形の太白山、そして遠くには馴染みの像が目に留まる。
像の正体は仙台大観音。その足元近くには私のアトリがある。
車窓から見る像はまるで殻付きのピーナツにしか見えないが、側に寄ればその大きさに誰しもが驚愕する。日本で上位をしめるほどの大きさである。
身長100メートル。なんと足元が海抜181メールの高台にあるため、頭の高さが281メートルにも達する。
エレベーターであがることもでき、展望窓からは沿岸部を襲った太平洋が手に取るように望むことができる。
「子は親の背を見て……」というが、私は観音さんの背を見て日々ジョギンに汗を流している。

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