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2015年1月30日 (金)

今日の朝撮り   「バールとエスプレッソ」。

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イタリア人にコーヒーは欠かせないもの。朝はカプチーノそして午後はエスプレッソ。
コヒー好きの私にはたまらない国イタリア。旅の途次何度となく立ち寄ったのがバール。イタリアは何処へ行っても広場と教会とこのバールがある。
疲れた体に、シュッと瞬時にして淹れたエスプレッソが心と体を癒してくれる。それがまた安く150円前後であることから日に何度となくいただいた。
絵はコモ湖。この町の百貨店上階にバールがあった。湖を眺めながらいただいたエスプレッソは殊のほか美味かった。
ちなみに、エスプレッソとは急行を意味する。気圧をかけ抽出して作るため早いのである。

2015年1月28日 (水)

今日の朝撮り   「学ぶ」。

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                                                                                                                                                  アウシュヴィッツ(ポーランド)が解放され、27日(昨日)で70年が経つ。
人類史上最悪といわれているこの悲劇、その実態を知りたくアウシュヴィッツへ飛んだのは東日本大震災発生の二ヶ月後。
日本人ガイド中谷剛氏の案内で、国立博物館(元強制収容所)を見学。そのさまは言葉で語り尽くせぬすさまじいものであった。
ポーラーンドという名には草原という意味がある。アウシュヴィッツに向かう途中も緑に覆われた美しい草原がどこまでも続いていた。
解放70年追悼式典の記者会見で、元収容者の一人が語っていた。「世界は悲劇からなにも学んでいない」。胸に突き刺さる。
緑覆う草原の景色が少し霞んで見えた。
絵・ポーランドにて。

2015年1月25日 (日)

今日の朝撮り   「マイセン」。

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エルベ川の橋を渡るとマイセンという町がフロントガラス越しに飛び込んできた。
マイセンはヨーロッパを代表する高級磁器で知られている。繊細なフォルムと華やかな絵付けは「白い金」ともいわれているほど。
川沿いにはアルブレヒト城が建っていて、当初磁器はそこで製造されていた。錬金術師ベトガーがその技術を発明したが、その製法の秘密が外部に漏れないようにと彼は城に幽閉されてしまう。のちアルコール中毒で37歳の若さで死を遂げたという悲しい物語がのこっている。
彼の残した磁器の町はいまや世界から集まる観光客で賑わいをみせている。「白い金」ならぬ「宝石」を散りばめたかのような町並みには絵心がそそがれ、昼食もおろかカメラを持って町に飛び出した。
絵・新作「マイセン(ドイツ)」。

2015年1月22日 (木)

今日の朝撮り   「のりもの」。

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昨年知りあった方に、元新幹線の運手さんがいる。ついサイン頂戴といってしまいたいほど私の憧れの職業の一つでもあった。
でも運転できるものであれば一応になんでも好きで、乗り物に乗るときは機会あるごとに一番前に座る。
昨年東京での個展の際、早めに行ってロマンスカーに乗って箱根に行く予定であった。難関を乗り越えせっかく確保した一番前の席であったが、台風であえなくキャンセルとなってしまった。
そんなのりもの好きのことから、絵の中でものりものを入れた絵が多い。今回は船。大西洋を見ながらポルトガルからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステラに向かう途中の景色(新作)である。

2015年1月21日 (水)

今日の朝撮り   「大寒」。

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昨日は二十四節気の一つ大寒。
最も寒い日ともあって仙台も底冷えのする寒い一日であった。その上風も強く朝のジョギングを昼に変更。しかしその風は午後になってもやまず、耳が千切れそうな痛さをこらえ走りぬく。
そんな姿を木陰からじっと見つめているモノがいた。咲き始めたばかりのマンサクの花だ。パーができずにいる生まれたてのあかちゃんの手のようにグーのまま寒気の中で笑っていた。凍えそうだった心にふと日が差し込んできたかのよう。
大寒を二十日正月ともいい、正月の最後の日でもある。その節目にマンサクの花が春に先駆け「まず咲(マンサクの語源)」いたのか。花言葉には「幸福の再来」。寒さはまだ続くが季節は間違いなく春に向かっている。

2015年1月19日 (月)

今日の朝撮り   「灯火」。

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昨夜山形の百貨店さんからオファーが入る。
これで今年は仙台(5月)の百貨店さんを皮切りに福島(6月)、山形(8月)、東京(10月)と四つの会場での開催となった。
50歳を過ぎて始めた個展活動であるが、スタートし二年目から百貨店さんから声をかけていただくなどとは想像すらしていなかったことである。
ただ自分が信じていたことに、裏切られなかったということが心の支えでもあった。
「一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うることなかれ。ただ一燈を頼め。佐藤一斎・言志四録から」。要約すれば、一つの灯火を提げて、暗夜を彷徨っていても心配はいらない。自分が下げている灯火を信頼していれば、である。
多様化し正解を見いだせないこの世の中、ただ自分の心だけは見失いまいと心しての2015年1月もはや半月が過ぎた。
絵・新作「ポルトガル朝の風景」。

2015年1月17日 (土)

今日の朝撮り   「風化という教訓」。

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TVをつけると高速道路が倒壊し、バスが宙ぶらになっている映像が目に飛び込んできた。街のあちこちからは炎や煙が舞い上がり映画のワンシーを見ているかのよう。
1995年1月17日マグニチュード7.3の阪神淡路大震災の映像だ。つい先日のことと思いきや、あれから20年が経過している。振り返って衝撃的な映像も強烈だが「20年」という歳月の早さにも驚いてしまった。
今年は戦後70年の年でもある。阪神淡路大震災から20年という月日は光陰矢のごとしである一方、歴史上での戦争としか思っていなかった第二次大戦が終焉しまだ70年しか立っていない、この不思議な時間の感覚はなんだろうか。たった70年前自国日本が戦争をしていた思うと幸せでいるいまの現状をなんと愛おしいものか。
二ヶ月で東日本大地震から4年となる。
「人間は忘れる動物(エビングハウス)」というが、節目節目当時を振り返り思いにふけるそんな自分でありたいと、20年前の阪神淡路大震災に触れ考えさせられた。
写真・神戸メリケン波止場にて撮影。

2015年1月14日 (水)

今日の朝撮り   「イメージ」。

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いぜん連載していた某雑誌のタイトルに、こんなカットが使われていた。そんなことから個展会場にはこのイメージで私を訪ねてくる方が多かった。だがイメージとまったく違うナマの私をみて、そのギップの大きさに驚かれたものである。
「アホの坂田(坂田利夫氏・吉本)」という人がいる。失礼ながら素のキャラそのままが商品としているものと思っていた。
ところがである、彼は100倍の難関をくぐり吉本興業に入ったという。努力の人であった。
「アホをやるならただのアホではなく、真剣にアホにならないとこの世界では生き残れない」と先輩から言われたそうだ。
「ほんとうのアホを貫くには覚悟がいる。家族たちを仕事に巻き込んだら自分は甘えてしまう」と言って仕事は一切家に持ち帰らないという。
その役作りは徹底していてペットにも妥協しない。坂田氏の飼っている生きものは爬虫類。「犬だと尾を振る姿が我が身を思い出す」。そこまで自分を追い込んでアホを演じている。
自我を抑え仕事に真剣に取り組んでいる姿、学ぶところが多い。ブレない自分つくり、我が目標でもある。

2015年1月11日 (日)

今日の朝撮り   「聞く力」。

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私のラーフワークに「読む、見る、聞く」がある。本を読む。好奇心の赴くままに出かける。そして数多く人の話を聞くことである。
その一つ「聞く力」ですっかり有名になった阿川佐和子さんの講演会に行ってきた。週の終わりは「サワコの朝」と私のライフスタイルに組み込まれている阿川佐和子さん。実際、目の当たりにすると小さくて可愛らしい。還暦を過ぎた彼女をこんな言葉で表現するのも可笑しいが、ようはアンチエイジング・若いということである。
『聞く力』、『叱られる力 聞く力2』の著書が爆発的に売れ180万部ともいう。この勢いはまさにアンチエイジングへという福音まで与えてくれているようだ。
阿川さんの話を聞いて感じたことは、我が身を含めいかに我が主張型人間が多いということか。自分が自分がという利己主義的な思いである。阿川さんの話はインタビューする側のテクニックでもあるが、聞くと言うことは他者への愛、そして思いやりでもあるのである。
年始めの講演会はまず心の琴線のオーバーホールで始まり、来週は江原啓之さんの講演会。愉しみである。
絵・なぜか阿川佐和子さんではなく阿川さんの親友、檀ふみさん風になってしまった。

2015年1月 9日 (金)

今日の朝撮り   『花燃ゆる』。

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新春からはじまった大河ドラマ『花燃ゆる』。杉文(すぎふみ)が主役である。聞き慣れぬ名であったが吉田松陰(しょういん)の妹と知り、飛びついた。でも私は松蔭に興味を持ったのではなく、松蔭に影響を与えた佐藤一斎(いっさい)に心を奪われているのだ。
元総理小泉純一郎氏が佐藤一斎の言志四録(げんししろく)からの言葉を国会で引用した。それまであまり知られていなかった佐藤一斎の名はそこで知れ渡った。
孔子ほどの3000人もの弟子がいて、幕末 から明治への激動期の新しい日本をつくった指導者に多大の影響を与えた。
「知は行の本なり。行は知の実なり」吉田松陰。
知識はすべての行動のもとである。今年は歴史に浸ってみるのもいいか。その先に何かが見えているような気がする。
絵・山形新聞連載から。場所・鶴岡市近郊。

2015年1月 7日 (水)

今日の朝撮り 冬ごもり。

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早朝ジョギングに出ようと外にでると、強風で家に押し戻された。
仕方なくテレビのお姉いさんたちと向い合ってテレビ体操をし、すぐアトリエにこもる。
締め切りの原稿は無事昨日送付し、並行して進めていた絵に色を入れこれも朝一番仕上げることができた。
冬になると春までこんな日々が、ここ何十年と続いている。
「冬来たりなば春遠からじ」、春になれば百貨店での個展が待っている。私にとっての大舞台はここからはじまる。
それを乗り越えるためには、この冬に良質な肥やしを沢山つくらなければならない。
手のひらに「艱難辛苦」と指でなぞり、今日もまた自分との戦いが始まる。さあ、次の絵にとりかかろう。

2015年1月 4日 (日)

今日の朝撮り 仕事始め。

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2日は年が明け初めて書や絵をかく「書き初め」の行事がある。私もその行事にならい絵の「描き初め」をし今朝ようやくできあがった。

しかしこの行事、「書き初め」でかいたものを左義長(仙台で言うどんと祭)で燃やしその炎が高く上がると字が上達するということである。
これは困った。5月の個展のため描いたものなので燃やすわけにはいかない。そんなことを呟いているともうひとりの自分がささやく。
「水彩画だろ。油なら勢い良く燃えるだろが水だったら逆に火を消してしまうだろうが。ここのところ、自分を消火いや昇華させた方がいいのでは」。                                                
なんて都合のいい呟きになってしまった。とりあえず仕事始めはこれで絵ぇじゃない(初笑、初駄洒落を兼ねて)。

 

絵・プラハ(チェコ)。

2015年1月 1日 (木)

今日の朝撮り 謹賀新年。

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明けましておめでとうございます。
筆鮮やかに書き初めでも、と言いたいのだがからっきし書は苦手。書といえばあの相田みつを思い浮かべるは私だけか。
相田みつをは30歳で毎日書道展で初入選し、技巧派の書家として頭角を現した。
しかしそのご「技術だけでは、人を感心させられても、感動させることはできない」とあの独特の書体を編み出した。だが広く知られるようになったのは還暦を過ぎてから。
相田みつをは書道の権威を嫌い、肩書を持たず創作に命をかけた。書に関心のなかった私はその生き方に心を奪われた。勤勉で反故の山が天井まで迫ったほど筆を休める日はなかったという。そんなことを知って自分の体たらくに恥じた。
相田みつをの「しあわせはいつも じぶんのこころがきめる」が、ずしりと心にのしかかる。
「一切は誠に始まり、誠に終わる。誠は一切の根源である、誠がなければ、そこにはなにもあり得ない」中庸の言葉と重なった。今年は心を地につかせ、納得の行く一年にしたいと願う。
どうぞ、皆様におかれましても良い年でありますように。今年も宜しくお願いいたします。

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