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2015年6月30日 (火)

今日の朝撮り 「重なる母の姿にランドセル」

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いま母は89歳。
往復800メートル程先のスパーまで、ほぼ毎日一人で買い物に出かける。
愛用のショピングカートをカタコト引っ張っていくのだが、先日つまづいて前かがみに転んでしまった。地面に擦った傷が顔に残った程度で幸い怪我はなかった。
その後の買い物が懸念された。が、ここで楽にさせたら一気に老け込むことはわかっていたので心を鬼にしてその仕事を取り上げることはしなかった。
ただ骨粗鬆症性でもある母が、それを引っ張って歩くのにはやや無理があるのかと判断し、昨日押して歩けるシルバーカーを買ってきた。玄関先がやや段差が多いので、早速その日にカートの出し入れや押し方などの操作を特訓。
今朝そのカートデビュー。車で付き合えばなんのことはないのだがまたしても鬼の心でアトリエからじっと出かける様子を伺っていた。
ブレーキ操作や方向性がうまく定まらず躊躇しているようであったが、どうにか角の家を曲り目的地に向かったようだ。
息子が何十年か前、身体より大きなランドセルを背負って泣き出しそうな顔で学校へ行った姿が思い出された。

2015年6月27日 (土)

今日の朝撮り 「雨の日は」

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Img_1460                                                                                                                                           
東北地方の一部が昨年より21日遅い梅雨入りとなった。
今年はいつになく天気に恵まれていたが、漸く本格的な雨となった。
そんな日は仕事が捗る。
そのお供が音楽。画家安野光雅さんと鮫島有美子さんとのコラボ「歌の風景」のCDが好きでよく聴いている。
安野さんの挿絵とその解説がとても心地よく、それにあわせ鮫島さんの歌が流れだすとつい聴き入ってしまい仕事にならないときもある。
最近仕事の仲間に加わったのがピアニストの浦山純子さんの「CONCERTOS」。ショパンとラフマニノフが織り込まれているがこれもうっとりしてしまい、つい仕事の手がとまってしまうのだ。
そういえば昨日浦山純子さん(千葉在住) から「気鋭作家六人展」にお花が届けられた。絵と音楽のコラボも是非実現したいものだ。
写真。「歌の風景」と「「CONCERTOS」のジャケット。そして浦山純子さんからのお花。

2015年6月25日 (木)

今日の朝撮り 「350キロの巨体」

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集中していま取り組んでいるのがオートバイの特訓。総重量350キロの巨体を自由に操るのが夢で、天気の合間をみては走り回っている。
乗らない方にはオートバイはたんなる移動手段と思われている。だが大型バイクはスポーツである。昔やっていたスキーと器械体操の感覚によくで似ていて、五感を奮え立たせるのに最高の乗り物でもある。これがあってこそいまの私の活力ともなるのだ。
仕事を抱えてのトレーニングなので出かける際は携帯の電源を落としていくわけにもいかない。昨日はいやにディスプレイの賑やかなこと。メールや不在着信の記録が次々と積み重なっていく。
そうか、来年のカレンダーの季節がやってきたのだ。来年用のカレンダーはいまから準備をしなくてはならないのである。
東北の某企業のカレンダーはすでに決まったが、大手食品が出す全国版のカレンダーのオファーがここ何日か続いている。
のんびり屋の私にとっては、天気の晴れ間をみていま乗らなければいつの乗るんだとばかり、オートバイ優先という生活を望んでいるのだが。
よかった、今日の天気はあまり良くなさそうだ。仕事に集中集中。
絵・オートバイで取材しながら描いた「磐梯山(福島県)」。

2015年6月23日 (火)

今日の朝撮り 「180キロの旅・支援・お釜・しばママ」

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Img_7750_2                                                                                                                                          
支援、鎮魂の旅を震災後ライフワークとしている。
鎮魂ではないがここ最近、宮城、山形にまたがる蔵王山に出されていた火口周辺警報の風評に心を痛めていた。その警報が昨日(22日)解除された。天気が心配されたが、いてもたってもいられずオートバイを走らせた。噴火の危険性があると言われていたお釜周辺の駐車場は、再開を待ち望んでいた観光客で賑わっていた。それを取り囲むかのように取材陣も大勢駆けつけていた。ついに私まで山形のテレビにつかまり、取材を受けることになってしまった。
レストハウスでは多少の支援になるかとお土産を買い、もう一つの目的地山形蔵王温泉へと足を伸ばす。
ここには私が山形新聞連載の記事をみて、絵を買ってくださったお客さんのお店がある。「しばママのお店」といって人気のお店である。
風評で温泉街を歩いている客が一気に姿を消してしまいとても悲しかったというしばママ、今日の解除を鶴首して待っていた。
レストランも兼ねていて、昨日はほとんどのテーブルが埋まっていた。そんな中でしばママは忙しく走り回っていた。そんな姿をみて、胸のつかえがとれたかのように嬉しさがこみ上げてきた。
天候が不安定で雷そしていつ雨が降ってもおかしくない予報ではあったが、行く先々の天気をオセロをひっくり返すかのように自称晴れ男が見事に青空にしてみせたのは自分でも驚いてしまった。
どうぞ、宮城、山形蔵王の皆様方にも心の支援をしていただければ嬉しい。
長文を読んでいただきありがとう。
写真・残雪のあるお釜&しばママのお店。

2015年6月20日 (土)

今日の朝撮り 「6人展と企業のありかた」

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「仙台の 気鋭作家6人展」の告知広告が朝刊に載った。
主催・㈱アール・フランセさん。
この種のものはビジネスとしてはなかなか難しいものがある。それをあえて無視し、地元の作家を支援してくださる企業がこのアール・フランセさんである。
創立15周年という節目ということもあるが、場所の提供企画すべてをこの会社がやってくださっている。
多くの芸術家を育てたメディチ家を、ふと脳裏に浮かべた。メディチ家は莫大な富を得て多くの芸術家のパトロンとなり支援し世に送り出してきた。アール・フランセさんは地元で活動している作家の、心のパトロンの担い手として支援してくださっているのだ。
アーティストは作品を観ていただき知ってもらうことで満足する。金儲けをしたいのならほかのビジネスに乗り換える。そんな人達を支えてくれるのが心のパトロンの存在だ。
画風の違う6人の作家。観てくださる人々の考えも人それぞれ。美の世界はそれでいいと思えるのだ。画一的したものに美を求める日本人感覚を、そうではないんだよとアール・フランセさんが提示してくださったのだ。

2015年6月18日 (木)

今日の朝撮り 「きりかえ」

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別かれは出会いのはじまり。
福島での個展を終え昨日無事帰宅した。知り合いなどいない場所での個展は痛快そのもの。自分を知るうえでの本来の形と思われるのだ。
それは師とする安野光雅さんや相田みつをさんの目指すアーティストの姿。そんな個展を2001年から開催し41回を終えることができた。と強がりをいっても、心の支えとなるものは誰しもが必要。それがSNSで知り合った皆様方の心温まる声援。
今回も皆様方のエールが日々に潤いを与えてくださった。感謝感謝。
今日からはまた夏に向けての山形展に心を置き換えたい。と同時連載が始まる編集会議で今日はまた編集社へ。
絵タイトル「お疲れ様」。

今日の朝撮り 「最終日、充実な日々に感謝」

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旅先での朝食。

バイキングの多い昨今このホテルは老舗としてのこだわりで、幾つかの献立が用意されている。
今日は、◯◯産の卵を使った目玉焼きをすすめられた。確かにプリンプリンとし口の中に入れるとじわっと味が広がる。卵ってこんなに美味しいんだと教えられた。
レストランの窓越しからは福島駅が見下ろせ、遠くにはすり鉢をひっくり返したかのような会津磐梯山がくっきりと望まれる。
ノンストップの新幹線が、猛スピードで通り過ぎていった。
まだ6月中旬だというのに駅前広場にある温度計は、まもなく30度に届こうとしている。福島は山形に負けじ劣らず暑さには定評がる。だから美味しいし果物が獲れるのだ。
暑さには滅法弱いが、自分をもっとヒートアップさせ果物のように熟させたいのだ。が、そうそう思い通りにならない。そんなことを思いながら遠い山の向こうに目を投げかけた。
◇Facebook6月16日から◇

今日の朝撮り 「旅は至福の時間」

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福島に来てからの日課は5時半に起き6時ジョギングに出かける。
早朝の街は毎日賑やか。高校総体が開催されてるので学生が至る所で走っているのだ。
すれ違うたび元気な挨拶が飛んでくる。さながら監督の気分。
そういえば某高校から創立記念の原稿依頼の電話があった。未来を秘めた子供達にどんなエールを贈ろうか。
毎朝いの一番神社に向かう。日々無事のお礼をするためだ。決してお願い事はしない。傲慢になるからだ。
福島の生活もあとわずか。旅はいつもの自分を変えてくれる。至福の時間。

◇Facebook6月15日から◇

2015年6月13日 (土)

今日の朝撮り 「発見の喜び」福島だより。

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早朝ジョギングしていても、走っている時間より立ち止まっているほうが多い。
好奇心がうずきつい写真におさめたくなるのだ。
この風景どこかで見たことがある。そうだアザブジュバン(麻布十番)の街並みを彷彿させるのだ。麻生十番の街も幾つかの彫刻で目を楽しませてくれる。
ヨーロッパを思わせるような石畳の道も心地よい。つい福島にいるような気がしない。
一日個展会場でいるものにとって、朝のこんなひとときが英気となって心を奮い立たせてくれるのだ。今朝も新聞が記事を取り上げてくれた。感謝感謝。
写真・「若い日・津田裕子作」福島市・パセオ通りにて。

2015年6月11日 (木)

今日の朝撮り 「個展初日目」

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他県での個展は愉しい。時間に余裕ができるからだ。
今朝も知らない街を軽くジョギングし、新聞二紙に目を通す。
今年はいつも以上に余裕がある。ホテルと百貨店が同じ建物にある。フロントに顔を出さずにしてギヤラリーとの往来ができる。
ふとするとパジャマとスリッパを履いたまま行きそうになる。
といってもじっと落ち着いていられない私は駅ビルにあるカフェに入りしばし物思いにふけながらこの原稿を書いている。
カフェの窓越しは初夏の爽やかな日差しが降り注いでいる。いつになく気持ちが和む。昨日の搬入時百貨店に張ってるあるポスターを観て、絵を予約していってくれお客様がいる。こんなことも心を少し軽くしているようだ。
といってもそれに甘んじることなく、初日目の今日を大事に過ごしていければと思うのだ。
写真・「とんがり帽子」「長崎の鐘」知られる古関裕而像。その向こうが個展会場の中合福島百貨店。

2015年6月 8日 (月)

今日の朝撮り 「日本でもっとも愛されている画家」

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この人がいなかったら私はこの仕事はしていなかった。
その人とは画家の安野光雅さん。安野さんを私なりに一口で表現すると、絵という漢文を今風の文章に直訳された方だとおもう。
理解できないような難しい絵、教科書で習う堅苦しい絵、技術ばかりをこれみよがしとみせつける絵、それをだれしもにわかりやすくしてくれた人である。
井上ひさしさんが言う「「むずかしいことをやさしく  やさしいことをふかく  ふかいことをゆかいに   ゆかいなこをまじめに かくこと」に通じる。親友であったことが頷ける 。
いろんな美術館で観る絵は好きになれなかった。有名になった画家たちの名だけが突出していているだけで、絵にはなんの感動も覚えることはなかった。それが突然安野さんの絵に出逢い身体がこわばった。感動のあまり涙が止まらなかった。そんな絵があるんだ、そんな仕事があるんだと教えてくださったのが安野光雅さんである。
7月は安野さんの作品展や安野さん知人主催の写真展があり何度かの上京になりそう。
そんな情報を安野さんが畏友という松原さんからメールで送られてきた。みなさんにもお裾分け。

2015年6月 4日 (木)

今日の朝撮り 「道先案内」

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私のアトリエには5年前から愛車のピーターが同居している。先週からはピーター二世にかわり新車の香りをプンプン振りまいている。
何故か車にしても新車の匂いと、ガソリンの匂いとオイルの匂いが好きでこの匂いを嗅ぐとよっし頑張るぞという気持ちになれる。
子供のときは段ボールで電車をつくり、市販の線路をつなぎ合わせ家の中を走らせていたものである。あのモーターの焼ける匂いがすこぶる好きで興奮したものだ。
オタクにはなれないが、それらの模造品を飾って眺めているのも好きだ。アトリエの小さな一角にいま自作のオンフルールの絵を飾り、そこに安西水丸さんの本に出てくるような可愛らしい船と灯台を添えている。
灯台は道先案内人。人生に迷った時この一灯が自分の信念を信じ自信を持てと励ましてくれる。

2015年6月 2日 (火)

今日の朝撮り 「湖に現れた美女」

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9月から始ま雑誌の連載そして既存の連載の原稿がなかなか書けずにいた。それが突然アイディアが舞い降りてきた。取り逃すまいと一気に3本書きなぐり樽の中にしまいこんだ。それに添える絵も同時にまとめあげた。あとはしめしめ。樽の中で熟成するのをまつばかり。
段取り八分という。胸の中に詰まっていたものがすべて消え去ったところを見計らって、午後のあいた時間郊外に愛車を走らせた。
湖の近くに行くと、だだっ広い駐車場がある。いつもここは空き地状態。車の運転やバイクの練習に格好の場所でもある。
練習していると、大型ハーレーに乗った女性がやってきた。メットを取ると眩しいほどの超美人。スレンダーな身体に革のジャケットと革パンツ。ピカピカに磨いたハーレによく似合う。山形から一人できたという。

写真で紹介しようとしたが、それはご辞退された。そのかわりむさ苦しい私の練習風景をアップ。見たくない方はほかのチャンネルに(笑)。                                                   

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