今日の朝撮り 「おくのほそ道・北陸の旅5」
秘書のiMacを失ってその代行としてiPhoneに切り替えた。しかしそれもまたしてもアクシデント。
車のシガレットからiPhoneに電源供給をしていたのだが、そのコードがハンドルに絡まり切断(ギャと悲鳴)。僅かでも電源を消費したくないと頼りにしていた伏兵がここでまたいなくなったのである。
山中温泉から隣県の福井県永平寺までの道のりが、再度のアクシデントで何千キロにも遠く感じた。だがこの永平寺を周れば、その先(天龍寺)で初対面の真知子さんが待っている。私の都合で30分もかけこの天龍寺まで来ていただいている。
天龍寺は金沢からずっと随行していた門人北枝(ほくし)と惜別の場所でもある。真知子さんとは40分ほどの時間しかなかったが、芭蕉が大好きだったおろしそばで短い時間を愉しませていただいた。
仙台に帰って真知子さんの印象は、とよく聞かれる。
私の日記には「門前で佇んでいると、ワインレッドの車体が近づいてきた。VOLVOと冠したエンブレムが秋の日を跳ね返している。挨拶もそこそこ、お時間がないので近くのお蕎麦屋まで車でいきましょうと真知子さんがはにかみながらいう。分厚い助手席のドアをあけると、甘い香りが鼻孔をくすぐった。オーディオからは静かに曲が流れている。私の好きな演歌である。その歌声がまるで真知子さんと聞き違えるほどよく似ていた」。この文章から真知子さんをご想像ください(笑)。
写真・紅葉に染まる永平寺。天龍寺で2ショット、背景は芭蕉と北枝像。そして遠く右には庭掃除をしている蛾次郎(笑)が写っている。
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