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2016年7月31日 (日)

今朝の朝撮り「後ろ姿に涙」

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「前田さんの絵が見たくて来ました」。
接客していると背後からしわがれた声がした。ふと振り向くとカート風の手押し車でおばあちゃんがちょこんと花束を抱え立っていた。足腰は曲がり背中がまんまるくなったおばあちゃん。私を見てニコリと笑った。
失礼ながら私はすっかり忘れていたが、おばあちゃんは私の絵を観たくて指折り数えこの日を待っていてくれたというTさんである。
90歳になったというTおばあちゃん、不自由な体を引きずりながら梅雨明けした暑い中をわざわざ訪ねてきてくれたのだ。
絵は買えないけど、と言いながらたっぷり時間をかけ観てくださり数点のグッズを買ってくださった。その満ち足りた顔がとても美しくまた嬉しかった。
私のお客さんは幸せを買いに来てくださる方がとても多い。病院から許可をもらって訪ねてきてくださった方や、いろんな悩みを抱え癒しをもらいにくるお客さんだったり。
だから私は売れる売れないは度外視、お祭的騒ぎをするような個展はもうなるだけ控えようと思うようになった。買ってもらえなくとも、いつも待っていてくれる方が一人でもいればずっと続けていこうと思うようになった。それが度重なり今回で45回目の個展となる。
しばらくして会場から出て行くおばあちゃんを見送る。帰りしな、先日月日間違えきてしまったの、と笑いながら囁いてくれた。ゆっくりと去って行く小さなまるい後ろ姿を見てて、何故か涙が込み上げ止まらなくなった。そんなことで眠れない夜を過ごしてしまった。
今日はどんな出会いが待っているんだろうか。

写真・Tおばあちゃんからの花束。 7月30日Facebookより。

2016年7月30日 (土)

今日の朝撮り 「福島で開催」。

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仙台会場を終え、こんどは少し南下し現在福島の中合百貨店さんで開催している。

桃が美味しい県とあって、JR福島駅構内にはたわわに実った桃の木が植えられ観光客の目を引いている。

  桃が美味しい地は気温も高い。、昨日は梅雨前というのに駅前の温度計は30度を表示していた。

百貨店もそれに負けじとフィーバーし、お中元シーズンは朝9:30  ~8:00まで時間を延期しての開店。

「ヨーロッパ  村と街  小さな旅 前田優光水彩画展」は8月2日まで。

福島の皆様方のお出でをお待ちしております。

2016年7月22日 (金)

今日の朝撮り 「黄色い家とロールキャベツ」。

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ゴーギャンと共同生活を夢見たゴッホが求めたのはアルル(フランス)にある黄色い家。

そんな黄色い家(建物)をバルト三国ラトヴィアの小さな町バウスで見つけた。その建物に沿っていくと目指すレストランがある。石造りのアンティークなレンストランで、分厚い木工のテーブルがどこか気持ちを落ち着かせてくれる。

このレストランの名物は「ラトビア風ロールキャベツ(写真)」。

ロールキャベツは私にとって母の味である。これを食べるのも旅の楽しみの一つであったが、やはり風土が変われば親しんだ味とは似て非なるものであって、母の味からかけ離れた異国の味であった。

2016年7月17日 (日)

今日の朝撮り 「ニイニイ蝉、往時を彷彿」。

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今月3度目の講演会に参加する。今回は山形大学主催の「曾良随行日記から見る奥の細道の旅」。

随行した曾良の日記には芭蕉が書いた「おくのほそ道」と相違する箇所が70ヶ所も出てくる。

原稿用紙35枚ほどの短文で完結している「おくのほそ道」に、それだけ多くの謎が潜んでいる。山本教授はそれをユーモアを交えて解き明かしていく。

松尾芭蕉は初めからフィクションを書くつもりでいたのではなかったか。

真実を再構築するには文学的才能が必要、「おくのほそ道」は日記としての記実ではなく優れた文学、いまでいう小説であるということが改めて確認した講演会でもあった。

開け放った窓からは、芭蕉が読んだ名句「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」、そのニイニイ蝉の鳴き声が往時を再現するかのように心地よく入り込んできた。

絵・山形新聞連載で描いた「山寺の風景(山形県)」。

2016年7月10日 (日)

今日の朝撮り 「活字離れ」。

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「文章、書かけますか」。

この大きな見出しについ目が止まった。文章を書けなくなった大学生、そして日本人が増えてきているという。背景には本を読まない、新聞を読まない、すべてSNS等で要点だけを拾い読みしているということが原因らしい。

ここ数年前から私も危惧していたことでもあるが、ここにきてようやく「書く力」を基礎から育成という大学が増えてきたのには喜ばしい。

そんな心配をよそに、先月仙台の14歳の中学生が新聞投稿欄に見事な文章を載せていた。年齢を見ないと大人顔負けの内容、私の心配も一気に払拭した。

また小学校にも新聞での授業(NIE)が広がってきているというニュースも嬉しい。

先月のセミナーでもこのような内容に少し触れさせていただいたが、目を丸くして聞いてくださった方々の顔が目に浮かぶ。

末席でエッセイを連載している身にとって「活字が導く 思考の時間」を再度考えさせられた問題でもある。

2016年7月 3日 (日)

今日の朝撮り 「グローバル化どう生きる」。

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私の栄養源は講演会。今月は3回の講話を予定しているがまずはじめ(1日)は田原総一郎氏。

イギリスのEU離脱問題、そして参議院選挙を目前にした内容をわかりやすく話をしてくださった。

ただ一連の話を聞いていて、常に一人一人がアンテナを張りめぐらせ、自分なりの答えを見出すことの必要性を改めて教えられたような気がする。

「世間は無辺の学校 会う人すべて教師」至言。

講演会の後は1日に全国初の民営化となった仙台国際空港に行ってきた。仙台国際空港は東北のゲートウエーとしての役割を担っていて、飛行機好きの自分にとってもますますの交流人口拡大に期待している。

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